止まない雑念

雑念の正体

次から次へと止まらない雑念。とりとめのない思考が浮かんできては、頭の中がいっぱいになってきます。この雑念の正体は、ズバリ棚上げにしてしまっているタスクです。片付けしなきゃ、勉強しなきゃ、衣替えしないと、晩ごはんは何にしよう、支払いが迫ってきた、痩せないと、貯金しないと、などなど。些末なものから大きなものまで、未解決で放置している問題が多いと浮かんできます。何かに取り組んで忙しい時には浮かんできませんが、ほっと一息ついた時などに無意識下で働いていたタスクが表面化してきます。

雑念を減らすには

未解決の問題を一旦解決することです。片付けは明日する!ダイエットは来月から!貯金は来年から!
期限が迫って来た時は、やっぱり来月からにする、でもOKです。都度都度解決していけば、理論上雑念は浮かんで来なくなってきます。あくまでも対処療法ですので、実際のところの問題はなにも解決していませんが笑。
答えを出さず、あいまいに棚上げした問題が多いと、雑念が多い状態になります。
実際は、紙に書き出したり、スマホなどでTODOリストにしてしまうのが一番です。
また、本当は自分がやりたいことを後回しにしていることも一因です。子供や家族を優先して、自分をおざなりにしていると、心は抑圧を抱えて、衝動買いや過食に走りがちです。
実現可能かはさておき、やりたいこと、欲しいものはリストアップしてしまいましょう。

その雑念は誰のもの

気がつくと、誰かのことばかり考えている。過去にあった出来事を反芻ばかりしている。
そんな時は、誰かの思念が届いていることがあります。
私達は、無意識化で常に周囲と交流をしています。空気を読みがちな人は特に、意識に上って来やすくなりますので、それらが雑念となってきます。

ポータルを閉じる

私達の背後に無意識化における出入り口のようなものがありますので、他人の思念を防ぐには、これを意識的に閉じます。着ぐるみのジッパーを閉じたり、扉やフタを閉めるなどでも構いません。「ハイ、閉めた」という実感が大事です。
後頭部、肩甲骨の間、仙骨、足元などが開きやすいポータルですので、これらを閉めてしまいましょう。思念を拾いやすい人は、閉めると静寂が訪れ、落ち着きます。

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ねこに習った太極拳

講師歴22年、ちょっぴりおとぼけ師匠(達人)と学ぶかんたんたのしい太極拳。気功要素たっぷりの太極拳です。気の流れから読み解く身体操作で、運動神経に頼らない楽しい太極拳を習得できます。気血の流れを改善し、真の健康を手に入れましょう。 ねこ式太極拳は、自重や地球の重力など自然の力を用いる武術ですので、筋力に頼らず、弱い人ほど強くなれます。

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