気の流れ
浅野師範の気功歴は40年を超え、太極拳よりも長いのですが、開始当時は気功ブームがあり気功の会に参加していたそうです。
元々理系のため、とにかく常に疑いながらの参加、疑わずに気功をしていた仲間の方はどんどん上達し、かめはめ波のようなものが出せる人もいたり、すごかったそうです。
かれこれ2年ほどなんの進展もないまま気功を続け(それはそれですごいと思います笑)、ある日気感を得て「やはり何かある」と思い至り現在まで続けて来られました。
武術をされていましたので、身体の動きや体感には敏感です。また画家でもあるため、視覚優位かと思われます。そのせいか、人体から発せられる気の流れが見える(感じられる)とのこと。
気の流れは、小林幸子さんの紅白の衣装みたいな感じのようです。
起こりの前に(技に入る前)すでに、気が発せられているらしく、動作に入る前の意識の段階でふわっと流れが出るとのこと。
普通に道を歩く人も自分が進むであろう進路に気の流れが見え、対向者を察知すると何十メートルも前から避けようと流れが変わるようです。
蟲
気の流れを追っていると、必ず流れが滞る場所があります。ケガのあとや未病の段階ですでに気の流れに滞りがあり、滞りの箇所を動かしたり、指圧をすると流れ出したりするのですが、いくらしても改善しない場合、蟲がついていることがあります。(現実的な虫と区別の意味で便宜上、蟲と表現します)
日陰などで大きな石などを返すと虫がわらわらと出てきますが、同じように、蟲も気の流れの悪い部分に付着しています。生態が似ているので「蟲」と呼ばれるのかもしれませんが、これは単なる表現方法なので、人によっては見え方が違います。黒い影などで見えたりする向きもあるようです。
この蟲の正体は、「マイナスの方向性をもった単純なアルゴリズムで動く意識体」と定義されます。巷で言う低級霊(動物霊)の下位モデルですね。
師範は絵描きなので、この蟲をスケッチして下さったりするのですが、人によってついてる蟲の種類や付着部位が異なり、また日によっても変わります。観察していると、文句ばかり言っているひとは、だんだん口元に蟲が寄っていくのが見えるそうです。きゃー
また下腹部は流れが滞りやすく、座りっぱなしであったり、冷えがあると流れが悪くなります。この下腹部に付着する蟲には共通点があり、女性ではおむつかブルマのような大きな蟲となり、男性ではファールカップのような状態でついていることがあります。
【例】蟲パンツ(女性バージョン)
また、おかしなニュースや、怪しげな思想にハマっている人は、ヘルメットのように頭をすっぽりと覆う(通称:蟲ヘル)蟲がついていたりします。
近頃、同じ形式の蟲ヘルがよく見られるようになったのですが、考察の結果、テレビをつけっぱなしにしている人につくようです。特徴的なので、テレビ蟲と命名されました(笑
大きい人では腰まであるようなテレビ蟲がついていたりします。
家に帰ると、とりあえずテレビをつけてしまう人は、要注意ですね(笑
さびしいからと、つけっぱなしで寝るとますます大きくなります。
テレビ番組というのは、マイナスの方向性の思考を無意識に刷り込む構成になっているからのようです。
【例】テレビ蟲
形状的にファラオっぽいです。