気を感じる

気功、気感、気を出す、気の玉
ファンタジーなキーワードですね笑

普通は見えないものですし、非科学的。
しかしながら、気功の体験者からすれば、「あるもの」になりますので、当たり前に使える便利なツールです。

例えば気感は、ピリピリ感・熱感など、体感として感じることができます。
掌は特に気感を得やすい箇所となります。

 

気を出す

気は主に労宮と呼ばれる手のひらのくぼみから出るとされます。薬指の付け根あたりと細かく設定される向きもありますが、あまり細かく気にしなくても良いでしょう。
まずもって厳密さを必要とはしませんし、テキトーでゆるゆるくらいの方が気感が得られます。
どうしても気合だとか、ドラゴンボールのかめはめ波などのように、力んで出すイメージが強いかと思われますが、リラックスしないと良い気は出ません。
実際のところ、好きなところから出すことができます!

また気が出ているときは、熱感などのほか、手のひらが赤くなったり、サラミのように赤白のまだらになってきます。視覚的に確認できるので、目安として面白いのではないでしょうか。

 

気の存在

本来、気功を意識的に使わなくても、普段から私達は気の存在をキャッチしています。
指さされたり、視線を感じたり、他人のイライラをキャッチしたり、芸能人などのオーラを感じたり。
指先や視線は特に出やすいところです。意思をもって使うと尚更強く感じるかと思います。

この気感を確実な感覚とし、広げていくことで気血の流れを感じることができるようになります。肩こりや冷えなどは、気血の流れが滞っている箇所になりますので、流すことで解消していきます。
身体の不具合は、気血の流れを良くすることで解消する症状が非常に多くあります。気の玉を作り、目に当てれば視力回復にも良いですね。

気功は、選ばれた特別な人にしか使えないものではなく、関心があれば誰にでも使えるものです。ねこ式では、気の玉の作り方や気の感覚を養うメソッドも太極拳とともにレクチャーしています。

女性は気感が強い?

結論から言うとだいたいYES。
人それぞれ得意な五感があります。視覚・触覚・嗅覚・聴覚・味覚のうち、女性は触覚優位な方が多く、男性は視覚優位な方が多い傾向です。もわもわした感じやふわふわ感など、手のひらで触れるとなんとなーく感じるものが出てきます。この優位五感は普段からよく使う敏感な得意な感覚というだけで、触覚優位な方がまるっきり視覚が使えないなんてことはなく、大抵は複合的に使っています。
師範も視覚優位ですので、どうしても視覚的に気の流れや蟲、ご飯好きの方はご飯が見えたりするらしく、皆さん同じように視たくなってきますが、触覚の方は触覚から体感を極めるほうが近道です。
男性は視覚が早く見えるようになるものの、体感がうすく身体感覚も鈍い傾向にあります。まずは得意な五感から育ててみましょう。他の五感も連動して使えるようになってきます。

 

 

 

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ねこに習った太極拳

講師歴22年、ちょっぴりおとぼけ師匠(達人)と学ぶかんたんたのしい太極拳。気功要素たっぷりの太極拳です。気の流れから読み解く身体操作で、運動神経に頼らない楽しい太極拳を習得できます。気血の流れを改善し、真の健康を手に入れましょう。 ねこ式太極拳は、自重や地球の重力など自然の力を用いる武術ですので、筋力に頼らず、弱い人ほど強くなれます。

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