練功
立禅と站樁功
太極拳を始めるなら套路を覚えることも楽しみの一つですが、ぜひ気感も一緒に養いましょう。
太極拳の面白さが倍増します。
武術的には練功、立禅と站樁功(たんとうこう)です。
形だけでは、ただの筋トレになってしまいます。
気感を養うために、形意拳は立禅、八卦掌は站樁功。
立禅は三体式で行い、体内の気感を養います。
体内を充満させたり、殻だけになってみたり。
站樁功は、気のボールを持ったり、大木に抱きついたりと
外との関わったイメージを使います。
ねこ式では、形意拳、八卦掌、自然気功のエッセンスが充満した
特別な功もありますがここでは割愛。
気感を養うことにより、自分自身の気のながれはもちろんのこと、
相手の気の流れもわかるようになってきます。
形だけではわからない達人技は、気感なしに理解し難いと言えます。
立禅や站樁功は、できる限り毎日行うことが望ましいですが、
『行わなければならない』わけではありません。
ただ、忙しい現代人には、何もせずにぼーっと立っているのは
(※何もしないわけではありませんが;)
苦痛でしかないかもしれませんね。
日に10分でも続けてみましょう。
積み重ねによる気感の変化は得難い体験となります。